さよなら屋上カメラ

短命でした!主に天体観測に活躍して来たBB-HCM381も終わりの時が来たようです。


アクリルのケースに収められているBB-HCM381であるが・・・。

その映像は乱反射によりまるで万華鏡状態であった。


今回スモークのカメラケースを買ったので、深夜であるが実験を強行した。


カメラを外し、アクリルケースなしの状態でまず天体観測をしてみた。


狙ったのはわかり易いオリオン座である。

ズームアップしてみる。まだこの辺は光学ズームの領域である。


更にズームアップして星雲が見えないかがんばってみた。

ここまで来るとデジタルズームになってしまうが、かなりたくさんの星を見ることができた。


そこで今回購入したカメラカバーを付けるとどうなるか試してみた。


どう見ても感度が下がりそうな感じであった。


実際の映像はこんな感じで、どこにオリオン座があるのかまったく不明。


ズームアップしても明るい星しか見えてこなかった。


特に明るい星をズームアップしてみたが、周辺に星は見えない。星のように見えるのはノイズである。


ショックが大きかったので、カメラカバーを外し、SV-15で星空の録画を試みた。


東にカメラを振り、プラネタリウムソフトを頼りに土星を探してみた。


さすがにズームアップしてもは見えなかった。やはり望遠鏡の出番か・・・。


しかし、そんな暇はないので、カメラの撤収に励む。コンセントボックスにはクモの巣もあった。


とりあえず4階まで持ち帰った。


カメラをアクリルベースから外してみたら、なんと金具がだらけ・・・。


結局解体されてまたゴミが増えた。


今回買ったカメラカバーを検証してみたが、かなり下部の視界が遮られることも判明。


レンズも内部が曇ってしまっていた。


上部も真夏の高熱で変形したのか、気持ちへこんでいるようだ。

今後は必要な時だけ裸で外に置いて天体観測をした方が無難なようだ・・・。
それにしても1万円以上投資して買ったカメラカバーは一体何だったのか?
返品できるモノならしたいところである。