カメラ工事
2006.8.22 追加更新

アクリルドームに入ったカメラだとピントが甘いと感じていたので、
今回は平面のアクリルボックスにカメラハウジングを交換してみた。
これで天体観測ができたら嬉しいと企んだが・・・。



夜勤明けの日に東急ハンズに寄った。



実家の屋上カメラのハウジングを作るための資材を買った。



高いのはアクリル板である。



ビスやナットは全てステンレスにした。



これも高い部類のアクリル板である。



まずやらなくてはいけないのはこの作業。



防水テストである。



これで水漏れが無ければOKである。



問題は無かったと思われる。



これは実家の屋上のルータの防水ハウジングである。



屋上カメラは直射日光から逃れるため天井取り付けにしていた。



温度と湿度を管理できるように計器が入れてある。



50℃を超えてないのは天井取り付けのおかげである。



天井取り付けの欠点は天体観測ができないことである。



カメラを降ろす作業に取り掛かった。



防水シールが今となっては障害であった。



やっとの思いで降ろせたカメラ。



太陽光線をもろに受けると直ぐに60度を超えた。



しばらくこのまま放置して様子を見ることにした。



1階の玄関にてアクリルの加工をすることにした。



寸法を測ったら結構際どいことが判明。



罫書きをしながら構想を練る。



アクリルカッターの刃も新品にした。



なかなか切れ味も良いようである。



キズが光って気持ち良い。



パキっと折れた!この感触がアクリル細工の楽しいところである。



早く接着したくなって来た!



焦らず部品を揃えることにした。



断面は折っているためこんな風。



採寸が適当であったのが仇となった。



こんな感じでアクリルボックスの四方を囲む。



接着する前に穴を開けなければならない。



玄関ではできないので、店に移動した。



5.5ミリのキリで頑張ったが、どうも安物のキリだった。



4枚揃えて精度を確認した。



まぁ、大き目の穴にしたから許せると思う。



ステンレスのビスを通してみた。余裕であった。



いよいよアクリルサンデーの出番である。



接着剤が染み込む感触は何とも言えない良い感じである。



こんな感じで取り付け用の襞が完成。



しかし、このままでは弱いので補強材を追加する。



これで接着面積が増えて強度が増すはずである。



次は土台部分の穴開けである。



ポールへの取り付け部分である。



危険を感じたので、キリを細いのに変えることにした。



また屋上に行ってみた。心配したほど温度上昇していなかった。



カメラ一式を持ち帰ることにした。



作業にカフェオレは必需品である。



防水シールをカッターで切り裂く。



やっと開封できた。



難儀なのはケーブルの防水加工であった。



やっとカメラを取り外すことができた。



次は通気口の製作である。



ハサミで切れるアクリル板を買ったつもりであった。



しかし、どうも買ったのはアクリル板ではなかったようで、
円筒形のアクリルを使用することにした。



録画用のメモリーは景気よく1GBにした。もちろん中古である。



松下らしくメモリーはSDカードである。



カメラを入れ、通気口の位置を考える。



ここに決定された。



こちらはファンを取り付ける位置である。



通気フードをアクリル板で製作しているところ。



スカートをはかせたカメラ。



温度計をどこに付けたらベストなのか試行錯誤している。



こんなに近くでは見えないような気がした。



スカートが邪魔と判明。直ぐに撤去された。



先ほど作ったフードを接着した。



円筒形のアクリルは通線にも使用する。



防水ボンドで防水と補強をした。



温度計も防水ボンドで接着することにした。



ここでパソコンにて画像を確認してみた。



配線はこんな感じで外に出ている。



端子台も設けて温度計の照明用LEDを付けた。



どうも近くはピントが合い難いようである。



LEDの点灯テストもしたが、どうも暗いようである。



これでは温度計は見えないような気がする。



どうも位置が悪くて全体が映らない。



最終的にはこの位置に決定。



底面はこんな感じになった。



ここは3階であるが、ドアが壊れて屋上に行くのは
4階からしか出られないので、草履も持って行かないといけない。



ここは4階から屋上に続く階段である。



夜になってしまったが、ようやく屋上に到着。



まずは照明の確保が必要である。



ポールを差し込む前にジュースで喉を潤した。



こんな感じでポールに取り付けが終わった。



いよいよ、マストに取り付ける。



水平を確認するのが夜になると難しい。



所定の位置まで持ち上げ固定した。



真下から見るとこんな感じ。



多分これで水平だろう。



マイクは底面に貼り付けた。



最初はこの位置で試してみたが、マストが北方向の
視界を妨げていたので、修正することにした。



これだけ方向を変えた。



屋上作業は終わったが、こちらの後片付けは終わらない。

今思い出したが、ファンを付けるの忘れた!
このままだと過熱してカメラは
昇天してしまうのでは?



カメラの水平がズレていたので、昼間に調整することにした。



しかし、持って行ったスパナが適合しなくて断念。



どうも右側が上がっているようである。



叩いてみたが、直らなかった。



煙突の方向ではクレーンが動いていた。



観音寺の方にもクレーンの姿が確認できた。



どうも雷雨が来そうな感じがしたので、屋上を後にした。



成果の上がらない画像の数々



ナイトモードがOFFの状態。



ナイトモードをONにするとこれだけ明るくなる。



しかし、地上の光が映り込んで天体観測は不能。



道のゴーストも映ってしまっている。



アクリル板のつなぎ目もかなり気になる。



温度計は何とか見えて良かった。



LEDを点灯させてみた。



望遠にするとクレーンが大きく見える。KATOの文字も読める。



観音寺の方向である。



かなり伸びている。落雷するのでは?



心配だった温度であるが、54度だった。



ちょっと曇ると10度は下がった。



やはりカメラが傾いているのが確認できる。



雨が降り始めた。



東面から降っているようである。



このハウジングにしてから初めての雨である。



交差点方向にカメラを振ると傘を差した人が見えた。



天井を見てみた。やはり雨である。



ピントが近くに合ってしまって困る。



ワイドにしてもダメであった。



マニュアルでピントを送ってみた。



再び温度計に戻してみた。



湿度の上昇が確認できた。



ピントを1mまでしか合わないようにした。



多少老眼の傾向になったが、何とか読める。



雷が接近したので、落雷の瞬間を狙ってみた。



落ちた瞬間は昼間のように明るくなった。



方向を少し変えてみた。



なかなかその瞬間は撮れないものである。