このページでは、みなさんからの過激なリクエストに応えています。
今回は11階のS藤さんのリクエストで正面衝突です。
こんなことはあってはならないのですが、まずはその動画をご覧下さい!
これを見ると左から走って来た快速みえが反対から来る山手線の列車に気が付いてブレーキを
かけたものの間に合わなくて、衝突してしまったように見えますが、実は違います。
本来Nゲージは線路上にプラスとマイナスの電圧がかかっているので、正面衝突は無理です。
つまり進行方向が同じになってしまうから再現できないのです。
そこで、つるさんは考えました。
レールの繋ぎ目に若干のギャップが設け、2つのパワーユニットを使用し、左右の線路に
それぞれ逆方向の電圧をかけることで、このシーンの再現に成功しました。
でも、よく見るとこれは失敗シーンです。
本当はリンゴの樹の真ん前でぶつかって欲しかったのですが、快速みえの方が速度が速くて
線路のギャップを越えてしまったのです。ギャップを過ぎると電圧の方向が逆になりますから
バックの方向に進む訳です。これがいかにもブレーキがかかったように見えてしまっているのです。
ですから、もう少し速く山手線の列車が走って来たら、もっと激しい衝突になっていたに違いありません。
しかし、すごいですね。まるで物理の実験をしているかのようです。
次に、複線でも正面衝突の再現をしてみました。
これは内線と外線をそれぞれ逆方向に電車を走らせ、タイミングを見てクロスポイントを切り換え
ぶつける実験です。
これがなかなかタイミングを合わせるのが難しくて苦労しました。
それに内線と外線では線路に加わる電圧が逆なのでショートして大変でした。
また機会があればその動画も載せたいと思います。
その他のリクエストや感想があれば掲示板に書き込みをお願いします。